防犯カメラ関連事業

防犯カメラの選定から設置まで対応

お客様が希望される監視対象および設置場所を現地で確認させていただき、最適な防犯カメラやレコーダーを防犯設備士が選定させていただきます。設置および調整工事は、防犯設備士が立ち会いのもと経験豊富な当社指定業者が実施します。また必要に応じて運用＆保守契約も結ばせていただきます。

防犯カメラの選定から設置調整までは、以下のフローになります。

設置可能カメラ等

当社では、上記メーカーの機器を中心に提案させていただきますが、これら以外を御指定いただいても調達は可能です。

※方式の違いにつきまして

　・IP方式は、LAN/WANと呼ばれているインターネット上で映像/音声信号などを送受信する方式で、各信号をデジタル信号に変換し、パケットと呼ばれる所定のデータ量でパッケージングして時系列で送信します。従ってどうしても遅延が発生しますが、全世界に張り巡らされているインターネット網に信号を送出することができますので遠隔での監視が可能となります。通信プロトコルや制御方式が世界共通で決められていますので異なる会社のカメラが混在した場合でも殆ど問題なく監視することが可能です。ただ、このように全世界から監視可能なシステムですので秘匿性の高い信号については、設置時にセキュリティー面に十分配慮する必要があります。

　・AHD、HD-CVI方式は、各社独自の高画質アナログ方式で映像信号と音声信号を送受信する方式で、同軸ケーブルを使って信号の送受信を行ないますので既にアナログカメラを使っていた場所への置き換えが容易になります。また、IPカメラと違って映像と音声の遅延が殆どありませんのでリアルタイムでモニタリング＆記録することが可能です。さらに最近ではレコーダーにIP機能を備えたものが増えており、IPカメラ同様インターネット網を使って遠隔での監視が可能となって来ました。ただ、各社独自の技術で高画質化をはかっているため、異なる方式のカメラやレコーダーを組み合わせて使用することができません。

顔認証システム

　当社では、日本マイクロシステムズ株式会社の「J-Face」を取り扱っています。

　永年組込みソフトウェアの開発で培ってきたノウハウを盛り込んだ「J-Face」は、IPカメラの映像を入力するだけで簡単に顔認証が可能な装置で、既に設置されているシステムに後付けで顔認証機能を追加することが可能です。

　介護施設の入退館管理、オフィスの入退室管理など各種電子錠との連携や出退勤システムとの連携など幅広く使われています。（各種制御盤の制御が可能なリレー端子付属）

　また、ショップの顧客管理システムとの連携なども可能ですので顧客サービスの向上、マーケティング・販売戦略立案のための情報として使用することも可能です。

J-Faceは、左のような筐体の機器となります。これに用途に応じてアプリケーションソフトがバンドルされます。

　①J-Face Lock：電気錠の開閉を顔認証で実行するアプリケーションで電気錠を物理的にOpen/Closeさせるためのリレー回路も付属します。

　②J-Face Watch：Shop等での使用を想定した人物特定システムで、予め登録されたVIPの来店通知や、顧客の購入履歴等から趣味嗜好を判断し接客に生かすなどに使えるシステムです。